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慢性膵炎と診断されて3年目。病気との共生を目指します。


by heroheromakiko

味付けの問題

 またまた食事の話です。

 よく、病院食は、味が薄くて、食べた気がしない、なんて話を聞きます。ここの病院食も、とっても薄味なんだと思うのです。多分。まわりの人もそう言っています。

 しかし、へろへろは、ここの食事を食べて、しっかりした味付けだな、と思ってしまったのです。そう、へろへろの場合、自分で作っている食事の方が薄味なのです。
 何を食べても気持ち悪くなっていた時期などもありましたし、刺激をなるだけ避けて生きていくうちに、段々薄味になっていったらしいのです。病院食よりも、自分の味付けが薄味だったなんて、へろへろにとっては、衝撃的でした。
 そして、自分がそれを食べているだけならまだしも、だんな様にもおんなじものを食べさせていたのです。何も文句を言わずに食べてくれていただんな様、味オンチなのか、あきらめていたのか・・・

 退院後は、また自炊生活をしていくわけですが、味付けはどうしたらいいかな~、と、今から考えています。この入院生活で、味覚が変わるかもしれないですし、さて、一体どうなるでしょう?
# by heroheromakiko | 2007-07-21 20:15 | 慢性膵炎
 再び食事の話です。

 ここの病院食で驚いたことは、時々、油が浮いたものがある、ということです。例えば、油揚げが入ったお味噌汁とか、がんもどきが入った煮物とか。もちろん、きちんと油抜きはしてありますよ。ですが、うっすらと油が浮かんでいるのは確かです。 

 最初、そういうものを見たときは、まさに目が点になった状態で、「こんなもの食べていいのか~」と、叫びそうになりました。ここ何年もそんなもの食べたことなんてありませんでしたから。
 で、チャレンジしてみました。へろへろは、結構チャレンジャーでもあるのです。すると、何も起きないではありませんか。一食脂質10グラムに抑えてあれば、こういうものもOKということらしいです。ま、可能性としては、何か起きていてもへろへろが鈍いので気づかなかった、ということはあり得るのですがね。
 ただ、ほかの膵炎の人で、こういうもので、調子を崩した、という話を聞いたことがありませんので、みなさん、大丈夫なのではないか、と思います。

 というようなことで、ここに入院してから、頭の中の、食べ物の地図を書き換えているところです。退院したら、使える食材がかなり増えそうです。
# by heroheromakiko | 2007-07-20 20:34 | 慢性膵炎

私って病歴長いのね~

 他の入院患者さんと話をしていて、時々、ああ、私って病歴長いのねえ~、と感じるときがあります。

 例えば、膵炎の症状について、みんなが、呼吸が止まりそうになるときがあって、苦しかった、というような話をしていて盛り上がっていても、へろへろにはそんな経験ありません。というか、もしかしてある、もしくはあったとしても、それに慣れっこになっているので、感じなくなっている可能性大だと思うのです。

 それから、痛みの話にしても、他の症状の話にしても、みんなが、「あれ、苦しいよねえ~。」と盛り上がっていても、へろへろは、それ、いつもあったからなあ、ずっと前からあったよなあ、などと思ってしまって、そういう自覚症状が当たり前で生きてきた期間の長かったことを思い知るのです。

 まあ、だから、前にも書いたように、色んなことに鈍くなってきているんですけどね。体調が悪い時期が長く続いていたので、いつもそれなり、でいる、低空飛行の体のようです。

 みんながよく言う、何々を食べて悪くなった、というのも、実はあまりわからなくなっているようです。他の人は、何かに対して、劇的な反応を示したりするみたいですね。病院食の中でも、そういうことがあるようですが、へろへろは、特に感じていません。何食べても、何しても、元々悪いから一緒なのかなあ、などと思ったりしています。

 まあ、前にも書いたように、これはこれで幸せなことです。いい状態の記憶もあまり定かではないので、それなりに生きていければいいかな。
# by heroheromakiko | 2007-07-19 20:18 | 慢性膵炎
 今日の回診で、触診されて、押されても痛い部分がかなり減ってきているように感じました。入院して3週間弱ですから、かなり驚いてしまいます。背中の痛みも、左側はかなりなくなってきています。

 しかし、話はそうそううまく運ぶわけがありません。先生の話では、へろへろの場合、胆嚢が割と悪いらしいのです。前に診てもらっていた先生たちには、なんでもない、と言われていたポリープのもとになっているのが、結構問題らしいのです。そういえば、体の左側が楽になっているのに比べて、右側のほうが重いのはあまり変わりがないように思います。また、胸のむかむか感や、のどの閉塞感は、楽にはなってきているのですが、相変わらず結構感じています。

 今回の治療では、おそらくポリープはなくならないだろう、ということで、遠い将来、胆嚢を摘出する必要が出てくるかもしれない、ということでした。

 どうも、体質的な問題もあるようで、胆嚢の治療は結構難しいようです。ただ、今回の治療で、現在の症状は取れるだろうというお話でしたから、これからの治療、頑張ろうと思います。やはり、入院期間を長く見積もっていて正解のようです。
# by heroheromakiko | 2007-07-18 14:19 | 慢性膵炎
 何度も書いてきた、食事制限の話。しかし、この入院によって、再び取り上げないわけにはいかなくなりました。

 前にも書いたように、ここの病院食はとてもおいしいです。ここでは、膵炎だからといって絶食ということはないようで、重湯とか、おかゆとか、パンとか、その人が食べられるものが出されます。へろへろは、今、全粥を食べています。

 そして、問題はおかずです。一食あたり、脂質10グラム以下で考えられているようですが、色々な食材が出ます。
 その中で驚きなのが、卵が出る、ということです。今日の昼食は、ハムエッグとして出て来ました。ゆで卵のときもありましたし、目玉焼きのときもありました。サラダや酢の物に錦糸卵として入っていたりもします。
 私は、一番最初のお医者さんの食事指導で、卵は×だったので、それを守って、卵を使ってある食べ物すべてを禁止していたので、ここで卵料理が出てきたときは、とても驚いてしまいました。
 そして、もっと驚いたことに、卵を食べても、調子は悪くならないのです。これは、卵を含むトータルの食事の脂質量をきちんと考えてもらっているからだとは思いますが、とにかく驚いてしまいました。

 今まで、禁止していたものを見直す必要があるようです。
# by heroheromakiko | 2007-07-17 20:19 | 慢性膵炎